この世のすべてはYouTube
今回は、私が高校3年生だった時のお話をしよう。
時は、2019年4月。私は3年生に進級した。
いつものように学校へ行こうと準備をしていたとき、それは不意にテレビから聞こえてきた。キャッチーな歌詞に癖になるメロディ。
私は一瞬で魅了された。
グループ名は分からなかったが、「楽器を持たないパンクバンド」という言葉ははっきりと聞こえた。
学校へ向かう車の中で「楽器を持たないパンクバンド」とスマートフォンに打ち込み、そのグループが「BiSH」というガールズグループであることを知った。
学校から帰宅し、早速YouTubeでBiSHの曲を調べ漁った。
癖になる曲に、型破りなメンバーたち。
もう沼にはまってしまっていた。
これが私がBiSHにはまった経緯である。
時は流れ、7月だっただろうか。
YouTubeである動画を見た。
その動画のタイトルは「若林のことが好きすぎる加藤史帆」
そこで日向坂46というアイドルグループを知った。
どうやら彼女たちは、日曜深夜にオードリーと番組をやっているらしい。早速見てみた。放送地域には入っていなかったのだが。違法視聴である。
おもしろい。とてもおもしろい。アイドル番組がこんなにも面白いとは思わなかった。
私は夏休みの間、過去の放送をYouTubeで見た。これもまた違法視聴である。
その番組の何が面白いのかと言われれば、多すぎてこの場では語りつくすことができないが、あえて言うならばMCであるオードリーとの絡みである。
日向坂46がもともと兼ね備えていたハングリーさと、オードリーの魅力を引き出す力。それぞれが化学反応を起こし、爆発的な笑いを生み出している。
こうして日向坂46にも見事にハマったのだが、番組を見ていると今度はオードリーに惹かれるようになっていった。
オードリー。2001年に結成した、若林正恭・春日俊彰からなるお笑いコンビである。
数多くの番組に出演し、超売れっ子芸人である。
その中でも特に面白いのが、2人がパーソナリティを務める「オードリーのオールナイトニッポン」というラジオ番組だ。
私がこの番組を初めてリアルタイムで聴いたのが。2019年11月23日である。
その番組内で衝撃的な発表がされることとなる。なんと若林が結婚を報告したのだった。それを聞いた時から胸にぽっかりと穴が開いたような感覚になった。若林ロスとでもいうべきであろうか。
オードリーのことが気になりだしてから大して時間は経っていなかったのだが、若林ロスになるほど、私の中のオードリーが占める割合は大きかったのかと実感した。
とまぁ、こんな感じでオードリーを好きになり、今では毎週ラジオを聴き、またオードリーが出演している番組は大体チェックするようになった。
土曜深夜のオードリー、日曜深夜の日向坂46。週末はとても充実している。
ここまでだらだらと書き続けてきたが、結局私が言いたいのは
推しは人生を豊かにする ―― フェルミ研究所
未来を見つめて
明日やろうでいいやろう。
ぼくは常にこの精神で生きている。
大学の課題、掃除などなど。明日に回したものは数知れず。
課題を明日に回すという行動をするために生きているといっても過言ではない。
「うぇい。お前、明日にやるとか余裕やん。やるやん。」とか言って、明日の自分に託すのだ。
自分でもこんな事をするべきではないのは分かっている。
課題がたまりにたまり続け、課題の海溺れることなど目に見えている。
そうしていつか溺れ死ぬのだろう。
しかしぼくは明日に回すことをやめられない。
なぜなら、明日には世界が変わっているかもしれない。自分がやる気に満ち溢れているかもしれない。そんなありもしないような小さな希望を抱いているからだ。明日の自分を信じているからだ。そうしたところで、結局何もしないのは分かっているはずなのに。
そんなことをし続けて、周りから遅れていくのだろう。追い抜かれていくのだろう。1周差どころか2,3周差ついているかもしれない。
しかし追い抜いてくる奴に向かって、僕は余裕を込めた表情でこう言うのだ。
うぇい、お前やるやん。