未来を見つめて

 

明日やろうでいいやろう。

ぼくは常にこの精神で生きている。
大学の課題、掃除などなど。明日に回したものは数知れず。
課題を明日に回すという行動をするために生きているといっても過言ではない。

「うぇい。お前、明日にやるとか余裕やん。やるやん。」とか言って、明日の自分に託すのだ。

自分でもこんな事をするべきではないのは分かっている。
課題がたまりにたまり続け、課題の海溺れることなど目に見えている。
そうしていつか溺れ死ぬのだろう。
しかしぼくは明日に回すことをやめられない。

なぜなら、明日には世界が変わっているかもしれない。自分がやる気に満ち溢れているかもしれない。そんなありもしないような小さな希望を抱いているからだ。明日の自分を信じているからだ。そうしたところで、結局何もしないのは分かっているはずなのに。

そんなことをし続けて、周りから遅れていくのだろう。追い抜かれていくのだろう。1周差どころか2,3周差ついているかもしれない。

しかし追い抜いてくる奴に向かって、僕は余裕を込めた表情でこう言うのだ。

うぇい、お前やるやん。